できたてPSB 2本 送料無料
2023/11/09
¥1,600 (税込)
光合成細菌を自社培養したものです。
1 飼育水に規定量を添加してください。元々水槽内に棲んでいて水質浄化に関わっている様々な微生物と共生し、その活性を高め水槽環境を高いレベルに維持します。
2 若干量を餌に混ぜて与えると、病気に対する抵抗力が高まり生残率が向上します。
また魚類の体色の色揚げ効果が認められます。
3 光合成細菌はビタミンB12を高濃度に含みますので、ミジンコの培養には必須の添加剤となります。
(ミジンコはビタミンB12がないと増やすことができません。)
光合成細菌は古顔
光合成細菌は古細菌と呼ばれる仲間のバクテリアで地球の太古の時代から現在まで生き続けており、自然界における炭素、窒素、硫黄の循環に大きく関わっています。私たちの身の回りの水田や湖沼、排水路、活性汚泥、土壌など有機物が豊富にある嫌気的な環境にはどこにでも棲んでいると言って良いほど身近な細菌で、有機物や硫化水素などを餌にして環境を浄化しています。
他の細菌との相性が良く共生に近い生活様式を示すことがあります。その結果単独で生活するよりも同化作用などを数倍に増やす相乗効果を示すことがあります。
光合成細菌の赤い色
光合成細菌の赤い色は色素成分であるカロチノイド (カロテノイド) によるもので、抗酸化物質として知られています。植物が有害な紫外線からのダメージを防ぐために作り出した物質とされています。カロチノイドの抗酸化作用は皆さんがサプリメントとして服用されているビタミンEの数十倍もあるといわれています。
人間はもとより地球上のあらゆる生物の老化や病気には活性酸素が関わっています。抗酸化物質はその活性酸素の弊害を取り除く作用を示します。魚介類の疾病の多くにも活性酸素の影響が想像されますので、餌に光合成細菌を混ぜて与えることは大変に有効な病気予防の方法といえます。
光合成細菌は人間の味方?
光合成細菌を耕作地に撒くと、土の中の放線菌が増えることが知られています。放線菌は植物に病気を引き起こす様々な病原菌をコントロールする田畑の警察官のような存在で、その数が増えることは植物の病気が抑えられることを意味します。
人間の病気である結核の特効薬としてストレプトマイシンという有名な抗生物質があります。そのお陰で死病と呼ばれた結核患者が大勢救われ、今では昔ほどこわい病気ではなくなりました。実はストレプトマイシンは放線菌の一種ストレプトマイセス属から作り出されます。
近年、腸内細菌への理解が進むにつれてビフィズス菌という腸内細菌が善玉菌としてクローズアップされています。ビフィズス菌が増えるような食事をすると健康が促進されると言うことをお聞きになった方も多いと思います。このビフィズス菌、実は放線菌の仲間なのです。
インドには煮沸した光合成細菌をワインで割って飲むという伝承医療があります。あの臭い光合成細菌を飲むのですから、かなりの勇気がいるものと思われます。でも光合成細菌で放線菌が増えること、ビフィズス菌が放線菌の仲間であることを思い起こせば、必ずしも根拠のないこととは思えません。
腸内細菌は人間の健康の7~8割をコントロールしていることがわかり始めています。近い将来光合成細菌が健康食品や病気の特効薬としてもてはやされる日が来るかも知れません。
※2本までならレターパックでお送りします。
※レターパックは全国一律の料金で商品をお届けできる大変ありがたい配送方法なのですが、唯一配送日時の指定ができないというウイークポイントがあります。
ご注文に際してはその点へのご理解とご配慮をお願いいたします。